自分に自信がある人とない人であったら、断然自信がある人の方が、世の中うまく渡っていけると思う。
どうやったら自信が持てるかと考えてみたら、ひとつは子供の頃に両親や周りに根拠なく褒められることである。
いい例が容姿である。客観的に見てどう見ても容姿に恵まれていない人が仮にいたとしても、自分に対してやたらと自信がある人がいる。そういう人はたいてい小さいときに「あなたはかわいい」と言われて育っているのだ。
親や周囲からしたら、間違いなく「かわいい」のであるから、別にそれは問題ではない。逆に容姿に恵まれていてもずっと「かわいくない」と言われ続けていたら、誰かが褒めたとしても、素直にその言葉を受け入れられないと思う。
一種の擦り込みなのであるが、小さいときからそう言われ続けたら、その言葉が正しいと信じるだろう。
でもかわいがりすぎるのも問題だ。根拠なくできるとか、偉いとか、正しいとか言われ続けて、それをずっと大人になるまで信じることになる。それは自信というより、単なる勘違いだ。
誰からも褒められて、確固たる自信を付けるためには、努力が必要だ。何でもいい。自分にはできると信じる。信じて、こつこつと努力を続けるのだ。
スポーツでもいいし、資格の勉強でもいい。なかなか続けられなくて途中で挫折することも多いだろうけれどとにかく自分を信じて疑わず、まっすぐに向かう。
もしかしたら目標を達成できないかもしれない。途中で頓挫してしまうかもしれない。それでも何もやらないよりは、何かはやってみた方がいい。
何かに挑戦してみるということもまたひとつ壁を乗り越えることだから、自分の自信につながっていくことになる。
自分を作っているのは自分自身である。ようは自己プロデュース力である。自分はできると信じることも、プロデュースの一環であると思う。自分の価値とどう高めるか。それも自分次第だろう。